尺八とギターのアンサンブル
同窓会の雑談がきっかけで2組江口君の尺八と9組上村君のギターのアンサンブルを試みることになりました。
適当に選んだ曲が「春の海」。
事前に、それぞれが楽譜を取り寄せ、7月25日、長崎駅前のカラオケボックス「サンタフェ」に集まりました。
「春の海」は難しい曲でした。
13弦の琴の音を6弦ギターで出さなければならないし、尺八も指の運びが難しいそうです。
来年の同窓会での発表が目標ですが、「易しい曲も探そうか。」という話も出てました。
2組 江口君の尺八歴
・ 9年ほど前尺八に出逢い、1,2年目は毎日4,5時間練習した。
・ 昨年、尺八のコンクールに師範の部で出場し、みごと全国優勝したそうです。
(優勝の副賞として貰った尺八を見せて貰いました。内側は漆塗りで、見た感じより重いものでした。
おそらく、うん十万円はするだろうということですが、芸術品としての価値もあるのかなと思える立派なものでした。)
・ 現在は、初心者を対象に指導している。(都山流。深堀先生と同じ流派)
・ ボランティアで、デイサービスセンターなどを訪問して演奏している。(音楽療法?)
(ボランティアでは演歌が中心だそうで、リクエストされればどんな曲でも弾けそうに見えました。)
(後日、「師範になると、芸名ではないけど、何と言うのか師範名みたいなのがあるんでしょう?」と尋ねたところ、メールがあったので紹介します。)
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(江口君からのメール)
都山流尺八では師範になると「山号」を付与され、自分の名前が付けられます。
准師範までは、師匠の山号の文字をいただいて付けます。(「竹号」と言います。)
私の師匠「山本茜山(せんざん)」の茜をいただき、茜響(せんきょう)という
竹号を頂戴していました。
師範試験に合格したので、「江口侑山(ゆうざん)」という名前を付け、
松藤プラザ「えきまえ」いきいきひろばの講師をしています。
ちなみに師範試験は5曲演奏(実技)だけですが、准師範試験は、実技の他に
楽理、唱譜(楽譜を見て歌う)、聴き取り(試験官が吹いた音を楽譜にする)や
作曲などがありました。
深堀先生は、支部の中でも一番指導者歴が長く、僕らが高校に入った時には
すでに師範になられていたようです。先生の山号は「深堀江山(こうざん)」です
江口
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(江口君も特殊な才能があるんですね。「聴き取って楽譜にする。」など、普通の人には出来ないでしょう?)
9組 上村君のギター歴
・ 西高ではギター部部長。
・ 九大ではマンドリンクラブ所属。
・ 就職してからは、釣りに転向。(海を汚さないイカ釣りが専門とか)
・ 退職後、再びギター教室で修行中。
ところで、その日も暑い日でしたが、江口君はなんと「男の日傘」を持っていました。
まさか、目撃第1号が同級生とは。24回生はお洒落なんですね。
二人から演奏会のパンフをいただきました。
興味がある方は是非聞きに行ってみて下さい。
上村君出演
マンドリン・コレギウム・九州 第12回サマー・コンサート
8月22日(土) PM 2:00~、西鉄ホール(天神ソラリア・ステージ 6F)
江口君出演
「九十九島音楽祭」
8月29日(土)・30日(日)、アルカス佐世保
1.30日(日)、大ホール 12:40~17:00、 ⑥菊の会&尺八「ぷ~の会」
(江口君は「ぷ~の会」の事務局をしているそうです。)
2.30日(日)、中ホール 12:00~13:20、 ①新都山流尺八楽長崎県支部
3.30日(日)、ロビー演奏&ワークショップ 16:20~17:00 ③新都山流尺八楽長崎県支部