社長室には水彩画20数点が所狭ましと展示されていました。
展示できない絵が、まだ箱に入ったままになっているそうです。

 
意外と控えめな『社長室』のプレート。                   仕事の電話?    

 
西高時代こんなまじめにしてたでしょうか?人は変わるものですね。              一休みの顔          

 
     絵に囲まれたときのしあわせな顔。             ここは社長室? 観光にもアートは必要よ。

 親和銀行長崎営業部(賑橋)ロビーに展示される水彩画は20点ですが、デジカメで撮影されたものが2点ありましたので、ホームページで特別に紹介します。ホームページでは画素が粗くなっていますので、是非実物を見に行って下さい。


慕 情
                        長崎市・めがね橋(平成24年5月)

描きあげたときに吉田拓郎の『慕情』が流れていました。
大好きな曲であります。NHK『新撰組血風録』の主題歌です。
~ あなたはどうしてそんなにあざやかに見えるのだろう・・・・・ ~



忘 却
                           雲仙市・青雲荘露天風呂(平成24年7月)

昭和の初期に放送されたラジオドラマ『君の名は』の名台詞
~ 忘却とは忘れ去ることなり 忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ ~
この放送が始まる時間帯には、当時の銭湯が空っぽになっていたというほど一世を風靡した作品だったそうです。
その後映画化され、昭和29年に雲仙でロケ。岸惠子が演じる真知子が手をついた岩は『真知子岩』と名付けられた・・・
・・・と余計なことでした。  ちなみに小生が生まれた頃のお話です。


 虹が丘病院の外来フロアには特設コーナー整備されて『白仁田博昭 水彩画展』となっています。
 4作品が3ヶ月ローテーションで入れ替わり展示されています。
 病気にならなくても、外来フロアには入れますので、同級生の絵を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
 本来、写真撮影は禁止ですが、事務長の計らいで、患者さんのいない時間に写真を撮ってきました。

 特設コーナーに、白仁田君のプロフィールが紹介されていました。
 内容はそのままに、ホームページ用に加工して掲載します。


白仁田 博昭  水彩画展

白仁田 博昭 氏 プロフィール
              昭和28911日生まれ
                       長崎西高より長崎大学経済学部へ進む
              長崎バス観光株式会社代表取締役社長

 五島自動車株式会社代表取締役社長として五島市に滞在中、フランスの最高勲位であるレジオンドヌール勲章を受章された世界的な画伯 松井守男氏 にその才能を見いだされ、水彩画を描き始める。わずか半年の間、仕事の合間に感性だけを頼りに創作され、終には松井守男画伯に「すばらしい作風」と大きく評価されるまでになる。
 現在は、ご多忙な職務の傍ら、時間を見つけながら創作活動を続けておられます。このたびご縁がありまして、虹が丘病院の外来フロアーにて作品の展示をお願いいたしましたところ、快諾していただきました。
 白仁田博昭氏の素晴らしい水彩画の世界を みなさまにお楽しみいただければ幸いです。


   松井 守男 画伯                               白仁田 博昭 氏


 松井守男 (まつい もりお)

 1942年愛知県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵科を1967年に卒業した後、フランス政府奨学生として渡仏。パリのアカデミー・ジュリアン、国立美術学校に留学。以後30年間パリを拠点に活動し、作品を認められ名前も知られるようになったが、独自の世界を見出そうと苦闘する時代が続いた。
 1985年「これを最後に死のう」と2年半の歳月をかけて描いた作品『遺言』が完成し、フランスのみならず日本でも高い評価を受け、松井氏の絵画の出発点となった。
 1997年在仏30周年を祝う記念展をフランス国内の美術館で第2位の格付けを誇るコルシカ島のフェッシュ美術館で行った際、長年探し求めてきた神々しいまでの光と衝撃的に出逢い、美しい自然と島民の温かい人間性に魅了されて、翌1998年にパリからコルシカ島に移住。麗しの島コルシカから世界へと、現在に至まで精力的に創作活動を続けている。
 
2000年フランス政府より芸術文化勲章シュバリエ章、2003年レジオン・ドヌール勲章シュバリエ章を相次いで受章。フランス国内で二つの勲章を受章した初の日本人画家となる。
 2005
年の愛知万博ではフランスの公式画家に選ばれ、フランス・ドイツ館のオープニングを飾った。20088月開催のスペイン・サラゴサ万博でも再度、フランスの公式画家に選出された。
 200710月、欧州で最も権威のある画廊ベルネーム・ジュンヌ・ギャラリーが、松井氏の在仏40周年を記念して作品展を開催した。このギャラリーは、セザンヌやルノワールなど印象派の巨匠達多数の展覧会を開き、マティスやボナールが長期間専属契約を結んだことで有名。また、世界初のゴッホ展(1901年)を開催したことで美術史に名を刻んでいる。

 ギャラリー代表のミッシェル・ドーベルヴィル氏は松井氏を「偉大なる芸術家です。このレベルの日本人画家は、稀です。松井守男氏は類まれなる才能によって、自己表現のために学んだことから自らを解き放つことに成功したのです」と称賛している。


 
虹ヶ丘病院(駐車場から)                      玄関を入って、左側に特設コーナーがあります。

 
水彩画が4点。右から2番目に白仁田君のプロフィール。              この日は『自律』が 展示されていました。



 「仕事が忙しい方が絵が描ける。」が持論のようです。 景気が良くなって、多忙を極めることを期待しています。
 また、『白仁田ギャラリー』がメニュー欄に追加される日を待ちたいと思います。